一般部

極真空手は武道です。礼節を重んじ、肉体的な強さだけではなく、精神的にも強い人間への成長を促します。空手を習う目的は、技術の習得だけではなく、人間としての強さ(困難にぶつかっても動じない強さ、とっさの判断力、他人に優しくできる大きな心など)を養うことにあります。
強さは一朝一夕に身につくものではありません。『継続は力なり』の言葉どおり、長い年月をかけて獲得していくものです。日々の稽古を続けるうちに、体力的にも、精神的にも強くなっている自分に気づくはずです!
少年部

少年部の目的は、まず楽しむこと、そこから礼節、柔軟性、基礎的な運動能力を少しずつ発達させていくことにあります。挨拶をすること、じっと黙想すること、正座して他の子を見学すること、すべてが稽古です。極真空手のルールは、安全性にも十分配慮したものになっています。また、いたずらに実戦性を優先するのではなく、充実した基本稽古、移動稽古、型稽古の体系が用意されています。それらを段階に応じて少しずつクリアしていくことにより、子供に飽きさせず、真の体力を練成します。
稽古の流れ

黙想
稽古の始まる前は、必ず黙想をして稽古への集中力を高めます。

ストレッチ
体の柔軟性、怪我の防止のためにストレッチを行います。開始時間に間に合わず途中から参加する場合は、必ず各自でストレッチを行ってから稽古に参加してください。

基本稽古
突き、蹴り、受けなど、基本的な技の使い方を体に覚えさせる稽古です。立ったまま行うので、初心者の方でも安心して行えます。

移動稽古
基本稽古で学んだ突き、蹴り、受けなどを、移動しながら行います。バランス感覚を養い、脂肪を燃焼して体を引き締めます。

型稽古
前後左右からの攻撃や武器攻撃など、あらゆる状況を想定した防御と攻撃の体系を練習します。

ミット・サンドバッグ
基本稽古で学んだ突きや蹴りを、実際にミットやサンドバッグに対して打ち込みます。力の使い方や、技の正確性を養います。

組手稽古
[約束組手] 攻撃側と受け側に分かれ、攻撃側は決められた技を出し、受け側はそれに対する受けや返しを練習します。初心者の方でも安心して参加できます。
[自由組手] (中級者・上級者) 自由に技を出し合い、反射神経や間合いの取り方を養います。